チームを撮りながらずっと思ってたことの一つ。彼のピッチの中と外でのギャップの凄さ。
柔和で、少しハイトーンな声で「オハヨウゴザイマース」「オツカレサマデース」地球上にこんないい人がいるのかと思うほどのナイスガイ感がすごい。
ところが試合となるとそのプレーの激しさは普通じゃない。ピッチサイドに伝わる真剣さと激しさ。サッカー選手、みんな激しくいくんだけど、そういうのを越えてる何かを感じる。
インスタで奥様とお嬢様と思わしき人たちがよくでてくるし、家族のために頑張ってるのかな?って。で、気になって通訳のヒロさんに聞いてもらったのよ。なんのためにそんなに戦ってるのって。
そしたらさ「チームの名誉のため」だって。
家族のために戦うって気持ちもあるのかって水を向けて見たんだけど「仕事だし、もちろんそれもあるけど、自分はこのチームの名誉ために、全力で戦うためにきた。」って。
ごめん、ミルトン。俺、侮ってたよ。
異国で生活し、うまくやってくのが大変だってことはわかる。この国での、この若者の成功を心より願っています。
photo & text by hori