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川崎選手と平松選手がアップしているところに三浦選手がいつものオレンジジュースを片手に現れました。「ゼロポーズ、ゼロポーズ!」と平松選手に促され、ポーズを決めてくれる三浦選手。
おなじみの?石田選手、芝本選手の掛け合いを求めて探していると、倉庫でテニスの大阪なおみ選手も愛用しているという疲れがとれるウン万円もする器具を使ってアップ中。「おい蓮。今週こそお前ちゃんとやれよ」「たまには試合に臨む真剣な顔してみろ」といわれて挑戦してみるものの・・・また次週に持ち越しです。
この日は激しい雨が降り続いて、倉庫内でアップをしてから、ピッチへ移動。福島コンビ?の笑顔も見られます。
ロッカーアウトするスタメン選手をチームのみんなでグータッチで見送るのですが、全員ロッカーアウトしたと思ったら「おい!まだ誰かいるだろ!バチは?」との声に笑顔で応える梅鉢選手。いつも一番最後だからね。なおこの日はベンチスタートでした!
飲水タイム後に失点を喫しましたが、何故かこの時だけもの凄く激しい雨が。カメラの位置からは何が起こったのかもわからないほどでした。チームを鼓舞する稲本選手の写真がそれです。
そして相模原にとって記念となるJ2初ゴールは平松選手が。このゴール、セットプレーから生まれたのですが、ユーリ選手が粘ってとったコーナーキック。このプレーには「おっ!?」と感じさせる何かがありました。
この時、88分だったのですが、みなが走って帰陣。どの選手からも『このまま終わらない。勝つ!』という姿勢がみてとれました。
そして藤本選手。もうなにも説明はいらないでしょう。大宮のGK笠原選手は見えないところから打たれたか、あのタイミングで打ってくると思っていなかったか。
そしてゴール後、相模原のベンチが逆サイドだったこともあり、目線の先にいたジュニアユースの子どもたちのところへ駆けていく藤本選手。手招きされると、屋根の下で待機していた子どもたちがゾロゾロ出てきて。遠目に見ていても子どもたちが興奮しているのがわかったし、その輪に選手もどんどん加わっていきました。
こんな雨の日にも会場設営のお手伝いにきているジュニアユースの子どもたちにとって、素晴らしい思い出になったと思います。そして同時に相模原の初勝利がこのような勝ち越しゴールで勝ち取ることができたこと。J2という新しいカテゴリーへの挑戦の物語に素晴らしい1ページを書き記しました。
藤本淳吾という選手のサッカー選手としてのセンスの良さ、人としての素晴らしさに敬服します。
今治で迎えたあの感動。そしてJ2に参戦してこのようなシーンに立ち会えたこと。サッカーの、スポーツの素晴らしさが詰まった試合でした。
そしてチームは三浦監督が話す通り、一喜一憂することなく、明日の練習、次の試合に向けて準備を始めていました。
photo & text by hori