自 信【 第6節 アルビレックス新潟戦】
  • 2021明治安田生命J2リーグ
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  • 2020明治安田生命J3リーグ
2021
4
Apr
自 信【 第6節 アルビレックス新潟戦】

この時期のギオンスタジアムでは恒例の強い風が吹き荒むホームゲーム。

前日までの予報は雨。3戦連続?と思われましたが、試合の準備をしている午前中には晴れ間もみえ、久しぶりに降られずにすみました。

アップ場でJ2初先発となる白井くんに声をかけると「やりました!めっちゃ楽しみです!」と返ってきました。最近のアスリートは楽しみますという答えが多いですが、我々の若手もどうやらその流れにのっているようです。

宗くんが持ってる器具は、例の大阪なおみ選手も使ってるやつです。個人でも持ってる選手も多いし、チームにもあるようで、みんな使ってます。マッサージ効果があるそうで、疲労が取れるのだとか。ちなみに蓮くんのはいつも崚真くんが使っていて、ちょっとジャイアンぽいな?と思って、心の中でクスクス笑ってみています。

さあその二人のいつものやりとりです。「お前、今日こそはちゃんとやれよ」とのジャイアンの命を受けてチャレンジしてみるものの・・・ もうふざける気しか伝わってきません!笑

ロッカーアウトで梅井くんとグータッチすると何故か驚く崚真くん。J2初先発の白井くんはアンバサダーに『頑張ってこいよ!』の手厚い見送りを受けています。

そしてこの日は今シーズン初のアウェイサポーター、今節まで5連勝で前節では東京Vを大量得点で沈めたアルビレックスのサポーターをスタジアムに向かえての試合。

J2に昇格してようやく『ホームにいながらアウェイの洗礼』を体験することとなりました。

おそらく初めてだと思うんだけど、ビジターゲート側にもスタグルを用意。これだけの数のオレンジのサポーターを見ると、なんだかギオンスはオレンジ色にジャックされる運命にあるのかなと感じてしまいます。

新潟はもちろん私たち相模原にとってリスペクトすべきチームですが、このリーグでやっていく自信を得る相手としても最高のチームです。

試合は2-2の引き分け。

開始早々に失点。我々も大量得点を決められるのか?と不安がよぎりましたが、星くんがPKをもらってユーリが決めると、後半開始早々には宗くんが1対1を決めて勝ち越し。勝ち越す時間が早すぎたので、どうするのかな?守るのかな?と思えばそんなことはなく、貪欲に追加点を狙いにいきました。完全に四つ相撲で勝負です。

特に後半、勝ち越されて時間が進むにつれ、新潟の選手が再三ボールボーイに早くボールを出すように要求するなどイライラが感じられました。ここまで首位を走るチームをそういう状況まで追い込めていたと思います。

追いつかれはしたものの、昨シーズン同様、非常に粘り強いサッカー。

シーズン開始当初はシュートを打たれっぱなしでしたが、今は相手のボール保持率が高くとも、シュートの本数で劣っていたり、プレーエリアが常に相模原ということはありません。このような状況は『ボールを持たれている』ではなく『ボールを持たせている』といって良いと思います。

J2リーグは残り36試合。12月まで試合があるわけですが、この第6節の時点で、自分たちのサッカーを磨いていけば戦っていける!という自信をチームもサポーターも感じたのではないでしょうか。

しかし大事なのは次です。次節はアウェイ栃木戦。もちろん栃木はホームで勝ちを狙って戦いに臨んできます。その相手に対してアウェイで勝利できるのか?この自信を確信に変える勝利が欲しいですね。

photo & text by hori

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2021
4
Apr

自 信【 第6節 アルビレックス新潟戦】

この時期のギオンスタジアムでは恒例の強い風が吹き荒むホームゲーム。

前日までの予報は雨。3戦連続?と思われましたが、試合の準備をしている午前中には晴れ間もみえ、久しぶりに降られずにすみました。

アップ場でJ2初先発となる白井くんに声をかけると「やりました!めっちゃ楽しみです!」と返ってきました。最近のアスリートは楽しみますという答えが多いですが、我々の若手もどうやらその流れにのっているようです。

宗くんが持ってる器具は、例の大阪なおみ選手も使ってるやつです。個人でも持ってる選手も多いし、チームにもあるようで、みんな使ってます。マッサージ効果があるそうで、疲労が取れるのだとか。ちなみに蓮くんのはいつも崚真くんが使っていて、ちょっとジャイアンぽいな?と思って、心の中でクスクス笑ってみています。

さあその二人のいつものやりとりです。「お前、今日こそはちゃんとやれよ」とのジャイアンの命を受けてチャレンジしてみるものの・・・ もうふざける気しか伝わってきません!笑

ロッカーアウトで梅井くんとグータッチすると何故か驚く崚真くん。J2初先発の白井くんはアンバサダーに『頑張ってこいよ!』の手厚い見送りを受けています。

そしてこの日は今シーズン初のアウェイサポーター、今節まで5連勝で前節では東京Vを大量得点で沈めたアルビレックスのサポーターをスタジアムに向かえての試合。

J2に昇格してようやく『ホームにいながらアウェイの洗礼』を体験することとなりました。

おそらく初めてだと思うんだけど、ビジターゲート側にもスタグルを用意。これだけの数のオレンジのサポーターを見ると、なんだかギオンスはオレンジ色にジャックされる運命にあるのかなと感じてしまいます。

新潟はもちろん私たち相模原にとってリスペクトすべきチームですが、このリーグでやっていく自信を得る相手としても最高のチームです。

試合は2-2の引き分け。

開始早々に失点。我々も大量得点を決められるのか?と不安がよぎりましたが、星くんがPKをもらってユーリが決めると、後半開始早々には宗くんが1対1を決めて勝ち越し。勝ち越す時間が早すぎたので、どうするのかな?守るのかな?と思えばそんなことはなく、貪欲に追加点を狙いにいきました。完全に四つ相撲で勝負です。

特に後半、勝ち越されて時間が進むにつれ、新潟の選手が再三ボールボーイに早くボールを出すように要求するなどイライラが感じられました。ここまで首位を走るチームをそういう状況まで追い込めていたと思います。

追いつかれはしたものの、昨シーズン同様、非常に粘り強いサッカー。

シーズン開始当初はシュートを打たれっぱなしでしたが、今は相手のボール保持率が高くとも、シュートの本数で劣っていたり、プレーエリアが常に相模原ということはありません。このような状況は『ボールを持たれている』ではなく『ボールを持たせている』といって良いと思います。

J2リーグは残り36試合。12月まで試合があるわけですが、この第6節の時点で、自分たちのサッカーを磨いていけば戦っていける!という自信をチームもサポーターも感じたのではないでしょうか。

しかし大事なのは次です。次節はアウェイ栃木戦。もちろん栃木はホームで勝ちを狙って戦いに臨んできます。その相手に対してアウェイで勝利できるのか?この自信を確信に変える勝利が欲しいですね。

photo & text by hori

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