先日の天皇杯で、アウェイで勝利した北九州相手の試合。現在降格争いのライバルでもあり、リーグ戦も今日で前半戦最後。
負けと引き分けが続く相模原が勝利して、勢いをもって後半戦に臨むために、なんとしてでも勝ちたい試合でした。
開始早々、大きなチャンスが2つ訪れて『今日は行けるか?』と思いきや、試合終了に近づくにつれ流れは北九州へ。
この試合の主役はゴールポストと言えるほど、互いのシュートがポストに阻まれました。
前節、ようやく連敗から脱出して、直近の対戦試合で勝利した相手だっただけに、なんとか勝てればと正直期待していましたが・・・
どこかの試合で流れとか、戦術、ゴールとかがバチッと嵌って快勝することでチームが浮上できると思うのです。
今はそのキッカケが欲しい
梅雨空を吹き飛ばすゴールと花火を期待してスタジアムに訪れてくれたちびっこたち。ゴメンね。
でも必ず今日の花火のように大輪の勝利を届けるから、どうか諦めないで応援してください。
なおこの試合、浦和から育成型で移籍してきた藤原選手がスタメンで出場しました。半年前の選手権で見ていた選手がまさか相模原へ。
試合後のコメントもサポーターへの感謝を述べるなど大人びている19歳ですが、なんというか特別な空気を持っている感じがします。アイドルの話をしている時は19歳のそれですが、真面目な時に受ける印象は、真っ直ぐでありながらも、どこか余裕があるというか。
そしてとにかく関節が柔らかい。キックでも、ジャンプでも、膝、足首、肩、肘がとてもしなるから、キックも飛ぶし、ジャンプも高い。
兒玉選手と同級生。新たな若い力が相模原の先駆けになってほしいと思います。
text & photo by hori